【山口市】開催中の「山口市南部の水の歴史ラリー」。山口市名田島を散策していると、そこには…??

2023年12月20日(水)より開催中の「山口市南部の水の歴史ラリー 毛利の殿さまの開作&海辺のくらし」。

ポイントを巡ってキーワードを集めるこちらのイベント。8ヶ所のうち3ヶ所をクリアして応募すると、なんと抽選で5名に山口市南部の特産品プレゼントがあるそうで見逃せませんね。イベント開催期間は、2024年2月29日(木)までとなっています。

前回は「長沢池(鋳銭司郷土館)」を訪れました。そして今回は、山口市名田島にある「名田島新開作南蛮樋」に訪れました。時折少し狭い道を通りながら付近まで到着。奥には何やら看板が2つ見えます…!一体何の看板なのでしょうか?

なんと「名田島新開作南蛮樋」の説明などが記載された看板が設置されていました。安永3年に完成した開作に関連する史跡で、堤防には4つの樋門が造られているそうです。

花崗岩の石材を積み上げられた石垣で作られ、ロクロによる巻き上げ方式の仕切り版を設置した南蛮樋。仕切り版の上げ下げの方法にロクロを使っていたことから「南蛮樋」と呼ばれているそうです。

また、満潮と干潮時には、板を上下に動かして潮留と排水を行われたそうで、随所まで工夫を感じられますね。当時の工夫に頭が下がる思いです…

そしてもうひとつの看板は…、航空写真や平面図、想定図が記載されていました。その右下には……見覚えのあるキーワードポイントを発見!ぜひ現地で訪れて調べてみてくださいね。

当時の工夫を細部まで感じられる「名田島新開作南蛮樋」。迫力ある造りに、時間を忘れて鑑賞してしまいそうなほどです。また、所々で「この先きけん」と看板が設置されています。しっかりと守って安全に鑑賞されてくださいね。

名田島新開作南蛮樋はこちら↓

2024/02/03 21:04 2024/02/03 21:09
たまごぼーや

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